新人スタッフがやめる理由 |
やっと来てくれたスタッフが、
1週間でやめてしまった。
また最初からやり直し・・」
と言った経営者の悩みを聞くことがある。
私も開業して3年目ぐらいまでは、
新人スタッフが、いつやめるのか
ビクビクして接していた時期があった。
たまに、
「すみません。ちょっとお話しが・・」
と言われると、ドキッとしたものである。
現在では、
新任の施術者(副院長)にも、
アルバイトスタッフの面接・採用までを経験させるが、
大抵は、すぐに辞められる苦い経験を積むことになる。
スタッフにすぐにやめられる経営者や院長には、
共通した特徴やパターンがある。
しかし、それに気付いていないと、
「最近は、いい人材が中々見つからない・・」
と悩んだりする。
自分が丁稚奉公で育ってきた人が多いのも特徴だ。
「立って見ておけ!」
「仕事は見て盗め!」
は現在では通用しない。
やめられる原因は、
まず自分にあることに気付いてほしい。
やめられるのには理由がある。
<スタッフが1週間以内にやめる理由>
①店舗の雰囲気に慣れさせていない。(放ったらかしの状態)
②店舗のルールを守っていないと怒られる。(店舗のルールを知らない)
③トレーニングしていない。(仕事を教えていない)
④仕事上で発生してくる様々なギャップに対して何も対処していない。
⑤仕事を覚えても「何一つほめてくれない」
⑥○○をしてから後で、そのやり方はダメだと注意される。
採用した副院長は、「指導している」つもりでも、
新人スタッフ自身が、「注意されている」と感じれば、
やがて退職につながる。
まず、手をつけるべきは、
①職場のルールを明文化する
②現場に入る前に、ルールを教える
③やるべき業務を具体化(マニュアル化)する
日々の業務が忙しくて、
マニュアルさえ作れないところも
多いのが実情だろう。
だが、上記に取り組まないために、
浪費している時間やコストを考えると、
すごくもったいない。
・リクルート費用
・新人が生産的になるまでの人件費
・様々なトラブル解決のための時間浪費
etc
一度算出してみることをお勧めする。
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