マニュアルだけでは人は育たない |
良いマニュアルはないでしょうか?」
と相談されることがある。
良いマニュアルがないことが、
教育できない理由だと思っている方も多い。
しかし、実際はマニュアル自体の問題だけではない。
マニュアルの使い方が問題なのである。
たとえば、思い出していただきたい。
我々が受けた学校教育の場合、
授業があり、試験があり、点数で評価されていた。
STEPとしては
① 授業
② 試験勉強
③ テスト
④ 採点評価
試験があるから、皆一夜漬けしてでも勉強するのだ。
試験勉強で使う「参考書」は
仕事における「マニュアル」のようなものだ。
「マニュアル」さえ渡しておけば、
仕事ができるようになるという考えは、
「参考書」さえ渡しておけば、
勉強ができるようになるということになる。
良い参考書を手に入れるだけで、
勉強ができるようになるわけがないことは
自分自身が一番理解できるだろう。
しかし、仕事においては、
その常識がわからなくなってしまうのだ。
仕事の修得も、
勉強のプロセスと同じにすれば良い。
STEPとしては
① 手本を示す
② セルフで練習
③ 現場でチェック
④ 評価をフィードバック
マニュアルにある修得項目が20項目あって、
それを修得すれば、
時給のアップにつながるのであれば、
取り組む姿勢も自然と出てくる。
だから、
マニュアルを活用するのであれば、
STEP通りに活用すると効果的である。
その際、マニュアルに
チェック欄を設けて使用すると便利である。
「利益のピラミッド経営法」では、
マニュアルとチェックが併用できる
「O.T.C」(オペレーショントレーニングチェックリスト)
というものを使いスタッフ教育をしている。
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『ピープルマネージメントセミナー「トレーニング」』
スタッフ(人財)の育成方法
・2009年5月17日(日) 大阪会場 ・2009年5月24日(日) 東京会場
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