ユダヤの商法 |
8月以降はスクールの拠点を梅田に移すことになった。
今後は、業種業態を問わず受講できるようにする計画である。
先日、その相談のため東京の林俊範先生を訪ねた。
そして梅田開校に先立ち、
林先生が日本マクドナルド時代に
会社から贈呈された数々の貴重な品を預かることになった。
その中に日本マクドナルド創業者、
藤田田氏の代表的著書「ユダヤの商法」があった。
昭和47年出版の本で、
私も20代前半、新入社員時代に読んで感銘を受けた記憶がある。
現在ではプレミアもつくほどの貴重なものである。
この本によって、影響を受けたという経営者も多数いる。
代表的なのは「ソフトバンク」社長の孫正義氏である。
当時高校生だった孫氏は、この本を読んで大変感銘を受け、
アポイントもなしに藤田田氏に会いに行った話しは有名である。
そこで藤田氏から「これからは、コンピューターの時代だ」と
アドバイスを受けたことが、現在のソフトバンクに至っている。
ユニクロ創業者の柳井正氏も若かりし頃、
「ユダヤの商法」を何度も何度も読み返したそうである。
では、この本には何が書いてあるのか?
ユダヤ人との交流が深い藤田田氏が、
世界経済を動かしているユダヤ人のノウハウである
ユダヤ商法の「定石」について語っている。
有名なのが宇宙の大法則「78対22の法則」である。
これがユダヤ商法の基礎になっているとのこと。
たとえば、正方形と正方形に内接する円の関係も、
円の面積が78に対して、残りが22となる。
空気の成分も、窒素78に対して酸素22だし、
人間の体も水分は78に対してその他は22だという。
ビジネスも、この法則を応用すれば成功するとのこと。
つまり全体の78%を占めるものを相手にすることだと言う。
また、「生活の中に数字を持ち込め」とも書いてある。
「今日はバカに暑い」や「少し寒い」ではなく、
実際に気温が何度なのか数字で表現することの重要性を説く。
「数字に馴れ、数字に強くなることが、
ユダヤ商法の基礎であり、儲けの基本である。」
我々も、日々心掛けたい教えである。
本の裏表紙には、
藤田田氏から林先生へのサインが入っていた。
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『ピープルマネージメントセミナー「Q.S.C+V」』
顧客満足経営の実践
・2009年6月14日(日)東京会場 ・2009年6月21日(日)大阪会場
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