グランドオープン |
初日の土曜日は38名の来店客数があった。
(今回は患者さんではなくお客さんである)
2日目は36名の方に来ていただいた。
その中で、開店祝いに来てくれた関係者も25%程度は含まれる。
売上は5万円台前半である。
売上には招待券および半額券が含まれるが、
平均単価は1470円と整骨院と大幅には変わらなかった。
オープン前の1週間は、事前告知として、
駅前でチラシ配布と地域の事業所訪問を行った。
3日目は16名と下がったが、4日目は23名であった。
整骨院の場合は、初日10名を超えればまずまずと感じていたが、
実費の場合はパターンが相違するようである。
今回、整骨院と最も違いを感じたのは、
マーケティング活動であった。
駅前や店舗前等で、チラシによる訴求ができる。
整骨院でもチラシやティッシュ配布などはできるが、
広告の制限で、所在地や営業時間ぐらいに限られてしまう。
その点、実費であればサービス内容と料金が明記できる。
ここが、最も大きな違いであろうか。
改めて思うのだが、
利用者に対して、どのようなサービスを、
いくらで行っているのかを表現できなければ、
マーケティングは困難を極める。
店舗前の通行者に対して、
「痛めたところがあれば、今から保険治療しましょうか?」とは言えない。
ところが、実費であれば、即ご案内ができる。
すべて当然のことなのだが、実際にやってみると、
違いを肌で感じる。
このマーケティング活動は、
長年、整骨院での施術歴が長い者ほど、苦手のようである。
特にチラシ配布などは、施術歴の短い若手や新人のほうが、
ダイナミックに行ってくれる。
逆に、施術歴が長く、「先生」と呼ばれ慣れている者ほど、
チラシの配布枚数が少なくなる。
それはプライドのせいなのか?
私も当然、苦手な部類に入るので、いい勉強になっている。